BLOG教えて! 家庭医療 Blog

タイの家庭医療専攻医が静岡訪問!

活動報告
総合診療
2026/1/30
日本の高齢者医療を見学するため、タイのKhon Kaen大学から3名、Somdej Sriracha病院から1名の家庭医療科専攻医が来日されました。タイでは急速な高齢化が進んでおり、地域によっては在留日本人高齢者も多く、今後さらにそのケアが求められているそうです。
 
数週間にわたり、浜松医科大学総合診療科・救急医療科をはじめ、中東遠地域の家庭医療外来施設、浜松市の在宅緩和医療施設、聖隷三方原病院のホスピス科・認知症疾患医療センター、地域の地域包括支援センターや福祉施設を訪問しました。日本の高齢者医療の現状や、それを支える地域包括ケアシステムについて理解を深めていただきました。(受け入れてくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました!)
 
見学後には、当講座教員とリフレクションを共有し、ディスカッションを行いました。その中で、高齢者医療やプライマリ・ヘルスケアシステムにおける日本とタイの相違点・共通点を整理し、日本にとっても参考となる視点や価値観、システムに気付くことができました。
 
例えば、以下のような点が挙げられました。
 
  • 高齢者ケアや終末期ケアにおける、家族の関わりに関する社会的規範
  • 地域住民(ボランティア)が地域と医療をつなぐ重要な役割を担うプライマリ・ヘルスケアシステム
  • 無償の医療提供システムのなかでのプライマリ・ケアの質と教育体制
 
そして、何よりも、多様性に開かれた文化がタイにはあることを、強く実感した交流となりました。今後のタイとのさらなる交流や共同プロジェクトが、今からとても楽しみです!
地域家庭医療学講座 鳴本敬一郎

検索

タグ

カレンダー

最近の記事

PAGE
TOP