BLOG教えて! 家庭医療 Blog
第37回 家庭医療学夏期セミナーに参加された学生さんの体験記です!
学生の活動
2025/9/5
2025年8月9日~10日に千葉で開催された 第37回 学生・若手医療者のための家庭医療学夏期セミナー に参加してきました。
今年のテーマは 「ima CoCo ~紡ぎ見つめる私の居場所~」 です。
「今」と「居場所」を大切にし、心理的に安心できる空間の中で、自分自身の想いを見つめ直しながら、家庭医療という幅広く奥深い領域を仲間と共に考えていく、そんな願いが込められていました。
〈参加のきっかけと目的〉
私はもともと家庭医療や総合診療に漠然と関心を持っており、家庭医療学講座の先生からこのセミナーのお知らせをいただいたのが参加のきっかけでした。
参加目的は大きく二つありました。
1.家庭医療についての理解を深め、より具体的に捉えること。
2.プライマリケアに関心を持つ仲間と出会い、交流すること。
〈濃密な2日間〉
セミナーの2日間は、先生方のご講演や、少人数に分かれてのセッションなど盛りだくさんの内容でした。あるセッションでは、ペルソナを立てて「家庭医療のあり方」について議論しました。その中で、診療の最初に患者の「健康観」を確認することの大切さや、患者の主訴が必ずしも受診理由と一致しないことを学びました。さらに「やまい」には「解釈」「期待」「感情」「影響」という4つの要素があることを知り、今まで漠然としていた家庭医療のイメージが、はっきりとした輪郭を持つようになったと感じます。
また、学生によるプレゼンテーションも非常に印象的でした。自分と同じように医療者を志す同年代の仲間たちが、プライマリケアの領域で積極的に学び、活動している姿に大きな刺激を受けました。
〈学びと今後への想い〉
家庭医療・総合診療は、専門と専門の間にある隙間を埋め、患者さんの人生に寄り添う医療であると改めて実感しました。医療知識や技術だけでは癒すことのできない「やまい」にまでアプローチできる医師になりたいと強く思うようになりました。
このセミナーで得た学びは、大学での医学の勉強へのモチベーションをさらに高めてくれただけでなく、人との関わりや地域活動への参加を通じて人間的にも成長したいという思いを抱かせてくれました。
非常に濃密で有意義な2日間を共に過ごした仲間や先生方に、心から感謝しています。
私はもともと家庭医療や総合診療に漠然と関心を持っており、家庭医療学講座の先生からこのセミナーのお知らせをいただいたのが参加のきっかけでした。
参加目的は大きく二つありました。
1.家庭医療についての理解を深め、より具体的に捉えること。
2.プライマリケアに関心を持つ仲間と出会い、交流すること。
〈濃密な2日間〉
セミナーの2日間は、先生方のご講演や、少人数に分かれてのセッションなど盛りだくさんの内容でした。あるセッションでは、ペルソナを立てて「家庭医療のあり方」について議論しました。その中で、診療の最初に患者の「健康観」を確認することの大切さや、患者の主訴が必ずしも受診理由と一致しないことを学びました。さらに「やまい」には「解釈」「期待」「感情」「影響」という4つの要素があることを知り、今まで漠然としていた家庭医療のイメージが、はっきりとした輪郭を持つようになったと感じます。
また、学生によるプレゼンテーションも非常に印象的でした。自分と同じように医療者を志す同年代の仲間たちが、プライマリケアの領域で積極的に学び、活動している姿に大きな刺激を受けました。
〈学びと今後への想い〉
家庭医療・総合診療は、専門と専門の間にある隙間を埋め、患者さんの人生に寄り添う医療であると改めて実感しました。医療知識や技術だけでは癒すことのできない「やまい」にまでアプローチできる医師になりたいと強く思うようになりました。
このセミナーで得た学びは、大学での医学の勉強へのモチベーションをさらに高めてくれただけでなく、人との関わりや地域活動への参加を通じて人間的にも成長したいという思いを抱かせてくれました。
非常に濃密で有意義な2日間を共に過ごした仲間や先生方に、心から感謝しています。
医学科2年 杉山心寧