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混合研究法のE-learningプログラムが公開!
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研究
2025/5/4
これまで研究チームで開発に取り組んできた混合研究法のE-learningプログラムが無料公開されました。
量的・質的データを統合する混合研究法は、医療・ヘルスサイエンス、看護学や社会科学、教育学において広く用いられるようになってきています。量的研究と質的研究のそれぞれの強みを持ち寄り、また限界を補強しあい、統合的に結果や考察・解釈を導く研究法です。
今回、青山学院大学の抱井尚子先生監修で開発された「看護研究者のための混合研究法」プログラムには、40本を越えるE-learningコンテンツ(動画とクイズ)が入っており、基礎編(守)、応用編(破)、発展編(離)と幅広いレベルがカバーされています。看護に限らず、医療系研究者全般の方に、初心者でも利用いただける内容です。
私(井上)は、Community-based Participatory Researchデザイン(CBPR:コミュニティを基盤とした参加型リサーチ)の項を担当しました。CBPRは、「コミュニティと研究者が対等なパートナーシップを築き、研究プロセスを通じてメンバーの積極的かつ公正な参加に基づいて、協働するアプローチ」です。家庭医・総合診療医が地域で活動する際の研究デザインとしても活用できます。また、質的研究主導型混合研究法の項でも、私たちの研究が例として紹介されています。
海外のエキスパートとして、ミシガン大学家庭医療学講座で長らくお世話になったMichael D. Fetters先生(故人)や、混合研究法の世界的権威でいらっしゃり、現在もご指導いただいているJohn W. Creswell先生のメッセージが含まれています。
2026年3月までは無料で利用できます。興味のある方は、登録してみてください!
量的・質的データを統合する混合研究法は、医療・ヘルスサイエンス、看護学や社会科学、教育学において広く用いられるようになってきています。量的研究と質的研究のそれぞれの強みを持ち寄り、また限界を補強しあい、統合的に結果や考察・解釈を導く研究法です。
今回、青山学院大学の抱井尚子先生監修で開発された「看護研究者のための混合研究法」プログラムには、40本を越えるE-learningコンテンツ(動画とクイズ)が入っており、基礎編(守)、応用編(破)、発展編(離)と幅広いレベルがカバーされています。看護に限らず、医療系研究者全般の方に、初心者でも利用いただける内容です。
私(井上)は、Community-based Participatory Researchデザイン(CBPR:コミュニティを基盤とした参加型リサーチ)の項を担当しました。CBPRは、「コミュニティと研究者が対等なパートナーシップを築き、研究プロセスを通じてメンバーの積極的かつ公正な参加に基づいて、協働するアプローチ」です。家庭医・総合診療医が地域で活動する際の研究デザインとしても活用できます。また、質的研究主導型混合研究法の項でも、私たちの研究が例として紹介されています。
海外のエキスパートとして、ミシガン大学家庭医療学講座で長らくお世話になったMichael D. Fetters先生(故人)や、混合研究法の世界的権威でいらっしゃり、現在もご指導いただいているJohn W. Creswell先生のメッセージが含まれています。
2026年3月までは無料で利用できます。興味のある方は、登録してみてください!
地域家庭医療学講座 井上真智子


