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『臨床婦人科産科』1月・2月号に 総合診療専攻医・森田修平先生の執筆が掲載されました!

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総合診療
2025/1/31

「何かおかしい」という言葉で表現しづらい不調を訴える更年期女性への臨床アプローチについて、プライマリ・ケア医の立場から執筆されています。

そのアプローチとして
1.Inductive foraging
2.生物心理社会モデル(Bio-psycho-social model)
3.患者中心の医療の方法(Patient centered clinical method)
の3つが紹介されています。

更年期女性の様々な訴えに対して、患者の語りを通して”問題”の当たりをつけていくinductive foraging、その女性の心理的要素や周囲の家族、社会、文化、国などの社会的要素が相互に作用している状態を模索していく生物心理社会モデル、そして、疾患と病、健康に対する価値観・信条を含めた”文脈”のなかで”問題”を明らかにして、共に治療の方向性を考えていく患者中心の医療の方法。
これらが素晴らしくまとまめられています。是非ご覧ください。

地域家庭医療学講座 鳴本敬一郎

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