家庭医・総合診療医が32名になりました！

 

歓迎会、今年はこんな素敵な結婚式場のような会場です。
数えてみると、現在研修中の専攻医と、指導医・スタッフ医師あわせてなんと【計32名！！】の家庭医・総合診療医が当プログラム関連で勤務していることになります。2010年の発足当初からすると考えられないくらい大きな規模になりました。さらに良い医療を展開していけるよう、ますます教育体制の充実に向けて取り組んでいきたいと思います。

歓迎会には、静岡家庭医養成協議会（磐田市・菊川市・森町・御前崎市・掛川市・袋井市）の各市長・町長、磐田市立総合病院、菊川市立総合病院、公立森町病院、藤枝市立総合病院の院長も出席されました。皆さん、家庭医・総合診療医の育成に向けて全面的に協力し、期待をかけてくださっています。ここまで来るのに、行政の皆さん・病院事務の皆さんのご理解・ご協力も欠かせませんでした。
現在活動している家庭医療センターは菊川・森町・御前崎の3カ所ですが、4カ所めのオープンに向けて準備に取り組んでいます。さらに広い地域で家庭医・総合診療医が活躍し、行政や病院と一体となって住民の皆さんの健康を支えることができればと思います。

ところで、「プログラム修了後の進路はどうなっていますか？」というのは学生や研修医の皆さんからよく聞かれる質問の一つです。
「総合診療医のキャリアパス」の考え方については別の機会に詳しく書きますが、

• 家庭医療センターの指導医・スタッフ医師として診療・教育
• フェローとしてSpecial Interestの研修（老年医学、リハビリテーション、緩和ケア、女性診療等）
• さらなる専門医取得を目指した研修（在宅医療専門医、産婦人科専門医等）
• 病院の総合内科で（病院総合診療）
• 大学院の博士課程に入学、アカデミックキャリアへ
• 地元に戻ってクリニック勤務（開業・継承）
• 海外で留学・勤務

などがあります。これまでの修了生30名のうち、5割は静岡県内で活躍しています。

いずれにしても、プログラムで研修した基盤をもとに自分の興味・やりたいことに基づいてさらに自分らしくキャリアを発展させていくことができますね。指導医もそれをしっかりサポートしていきます。
静岡で総合診療・家庭医療をやってみたい方はご連絡ください！

5月11日（土）19時～、プログラム説明会（オンライン）を開催します。
詳細・お申込みはこちらから！